道の駅「彩菜茶屋」

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8月、秋の収穫を前にした美作の柿は、すくすくと成長していきます。

写真は、太秋柿と呼ばれる品種です。

まだ青々としていますが、この時期になると、食べごろの大きさで良い形になります。

太秋柿はサクサクした食感で、果汁が多く、甘くて人気のある柿です。

これから暑い夏を乗り切り、ゆっくりと実を熟していきます。

太秋柿は、9月下旬頃から収穫がはじまります。

空気が冷え、秋らしい空となった美作市では、太秋柿の収穫が始まります。

太秋柿は、晩生の富有を母親に84年に選抜され、94年に「太秋」として命名登録された甘柿です。

果頂部に条紋と呼ばれる微小なひび割れができ、見た目は少々悪いですが、他品種に比べ果汁が多く、糖度も17～22度程度と高く、良質な味わいです。

太秋柿は果実が大きく、枝が折れやすいため、気を配って栽培しなくてはなりません。

9月上旬はまだ青々として小ぶりの実でしたが、日がたつにつれて、少しずつ色がつき、鮮やかな橙色となります。

太陽をあびてまるまると育った太秋柿は、ずっしりとした重みのぶんだけおいしさが詰まっています。

果汁が多く、シャクシャクとほどよく軟らかい食感です。

名前に”秋”のつく柿、この季節にぜひ太秋柿をお召し上がりください。