山菜のアクの抜き方
山菜のアクは風味の一つで山菜の特徴の一つでもある。 山菜の性質により抜く方法を変え、味を落とさない程度に抜く。
- アクの少ないもの
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- 水や酢水にさらす。(ウド、イタドリ)
- 沸騰した湯に塩をひとつまみ入れ、根元からサッとゆでて、すぐに冷水でさらす。(クレソン、セリ、オオバタネツケバナ、コゴミ)
- 少しアクの強いもの
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- 沸騰した湯に塩をひとつまみ入れ、ゆでて、冷水に取り、流水でさらす。(モミジガサ、ウコギ)
- アクの強いもの
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- 木灰・・・容器にワラビを並べ、その上から木灰(一束に1カップ)を平均に振りかけ、熱湯をかける。その上から押し蓋をして冷めるまで置き、アクを抜く。
- 重曹・・・鍋一杯の湯に小さじ1の重曹(山菜の重量の約0.3%)を入れ、その中に山菜を入れたらすぐ火を止め、そのまま落とし蓋をし、自然に冷ます。冷めたら水洗いして使う。(ワラビ、ゼンマイ、フキノトウ)